*2006.05.06
1分の1
例えば僕がいなくなったとして。
それでも明日は来るし、
世界は何の障害もなく進むんだ。
テレビのアナウンサーは
僕がいなくなった事など知りもしないだろうし、
小さな新聞記事にもなりはしない。
そうやって60億分の1のちっちゃな僕は今日も存在する。
例えば君がいなくなったら。
僕にとっての明日はいつまでたっても来ないし、
世界は進むどころか衰退するばかりだ。
テレビのアナウンサーが
語れないような君の事が僕のなかで募るばかりで、
大きな新聞記事の見出しだってどうだっていい。
そうやって僕にとっての君は1分の1で存在する。
(02:27) /
詩 /
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